「会いたい」だけで動かないと決めた理由|離婚後、父親として選んだ判断

子どもに会いたい。

この気持ちは、ずっと変わらない。

離婚してからというもの、

会えない時間が続く中で、

その想いはむしろ強くなっている気がする。

正直、何度も思った。

「会いに行けばいいんじゃないか」

「もっと強く言えばいいんじゃないか」

父親なんだから、

会う権利はあるはずだと。

でも、その考えのまま動くことに、

どこか引っかかりを感じていた。

本当にそれでいいのか。

その選択の先にあるものを、

少しだけ冷静に考えてみた。

もし、感情のままに動いて、

元妻との関係が悪くなったらどうなるか。

話し合いができなくなったらどうなるか。

その影響を一番受けるのは誰か。

考えなくても分かる。

子どもだと思った。

大人同士の感情がぶつかることで、

子どもに余計な負担をかけてしまう可能性がある。

それだけは避けたかった。

だから今は、

「会いたい」という気持ちだけで動かないと決めている。

もちろん、簡単な選択ではない。

むしろ逆で、

かなりしんどい。

納得しきれているわけでもないし、

「本当にこれでいいのか」と思うこともある。

それでも、

自分の中で優先順位を決めた。

一番大事なのは何か。

それは、

子どもにとって無理のない環境であること。

そして、

長く関係を続けていける状態を保つこと。

そのために、

今は感情を一歩引いている。

我慢しているというよりは、

選んでいる感覚に近い。

感情を出すことが必要な場面もあると思う。

でも、

抑えることが必要な場面もある。

今は後者だと判断している。

正解かどうかは分からない。

むしろ、

後から振り返ったときに

「違った」と思う可能性もある。

それでも、

その時の自分なりに考えて出した答えなら、

意味はあると思っている。

大事なのは、

何も考えずに動くことじゃない。

ちゃんと考えて、

選択することだと思っている。

離婚後の関係は、

思っている以上に繊細だ。

少しのすれ違いで、

簡単に崩れてしまうこともある。

だからこそ、

短期的な感情ではなく、

長期的にどう関わっていくかを考える必要がある。

今はまだ、

自由に会える状況ではない。

でも、

関係を完全に失ったわけでもない。

だからこそ、

その関係をどう守るか。

それを基準に、

今の行動を選んでいる。

会いたい気持ちは、

これからも変わらないと思う。

でもその気持ちを、

どう扱うかは自分次第だ。

感情に任せて動くこともできるし、

一度立ち止まって考えることもできる。

自分は後者を選んだ。

それが今、

父親としてできる判断だと思っている。

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